2024.11.11
皆さんおはようございます 「誕生の宿」、奥城崎シーサイドホテルでございます。 あっという間に11月でございますね。 もう今年も終わります!お疲れさまでした!!! 12月さんには悪いですが、あえてそう言わせていただきます。 師走った日々の先には令和7年が待ち構えておりますからね。 皆さまお身体にお気をつけてお過ごしください。 さて、11月といえばですが、何を想像されるでしょうか。 はい、そうですねー。蟹ですよねーーー? え?蟹の中でも特に、?ズワイガニ? そうですよねーーーーー!!! ・・・はいありがとうございます。 奥城崎シーサイドホテルのある竹野町周辺では、11月6日(水)が今年の蟹漁の解禁日です。解禁日はだいたい毎年同じような時期ですが、立冬の頃合いに冬の始まりの合図としてズワイガニが市場に出回るらしいです🦀 ところで、ズワイガニってなんかいいですよね(もちろん香住蟹も!)。 ご馳走の代名詞ですし、あとはなんかこう、目の前の食卓に並べられると心の中でファイティングポーズをとっている自分がいますよね。 「食うぜ!!!」というエネルギーが沸々と湧いてくるのです。 多分ですが、そう感じる方は結構多いんじゃないでしょうかね。 例えば、奥城崎シーサイドホテルのお客様の中には黙々と蟹を召し上がる方が多くおられます。舌鼓を打つ間も惜しいほど夢中になっておられる方もいらっしゃるでしょうが、ほとんどの方は蟹との格闘に勤しんでおられるからなのでしょう。。。 当ホテルのレストランスタッフはおもてなし・接客サービスのプロフェッショナルであります。しかしそれと同時に、お客様と蟹の間で繰り広げられる、汗ほとばしる熱い戦いを傍で見守るセコンドでもあります。 お酒という名の給水を、おしぼりという名のタオルをお求めになられる際は、いつでもお気軽にお申し付けくださいませ。 準備はいつでも出来ております。 お客様が挑まれる蟹との激闘。この果てにあるものは絶大な多幸感に他なりません。非日常だからこそ得られるハピネスは、きっと何にも変え難いはずですよね。 「フン、わかったようなことを言うな」と仰られるでしょうか。 確かに、正直に申し上げれば私はお客様ではありませんので、食卓テーブルという名のリングに踏み入ったことはありません。あくまでセコンドとして見守ることしかできません。 それでも、わかりますよ。 わかるんですよ。 なぜなら我々スタッフには見えていますから。 食べ終わった後、「美味しかった」と笑み溢れるお顔は、勝利を宣言するために高らかと突き上げられた拳よりも輝かしく見えます。 両手を合わせ唱えられた「ごちそうさまでした」は、腹の底からウオォォと叫ぶ勝利者の咆哮に負けない存在感でスタッフの耳に届いております。 そして、お食事会場を後にされるお姿。その背中には、紛れもない勝者の風格が爛々と立ち込めているのです。そんなお姿を最後にお見送りさせていただく度に我々はこう思うのです。 「また、新たなチャンピオンが、誕生なさった」 ありがとうございます「誕生の宿」、奥城崎シーサイドホテルでございます。 この冬は、当ホテルのズワイガニ会席で、とびっきりのワクワク体験を是非お楽しみください。 スタッフ一同、新たなチャンピオンの誕生を心よりお待ち申し上げております。