2024.09.17
皆さんこんばんは 奥城崎シーサイドホテルです。 今夜は月が綺麗ですね そうです。今年の中秋の名月は本日、9月17日ですね。 中秋の名月は十五夜とも呼ばれますね。 これは新月が満月になるまで大体15日くらいかかるからなんだそうです。 全然17日なのに十五夜って紛らわしいですよね。 でもあまり気にしなくても良いみたいです。 きっとそういうものですから。 ちょっと急に我がホテルの話になります。 奥城崎シーサイドホテルが建っている場所ですがね、ここは「誕生の浦」と昔から呼ばれてるんです。 大昔、ある年の夏、三艘の舟で十三人の神様が出雲から東に向かわれている時に賀嶋半島の沖で嵐に遭遇しました。その際、半島の付け根に当たるこの地で避難中に十四人目の神様がお 生まれになったとのことです。それ以来この地は「誕生」と呼ばれるようになりました。 このなんともおめでたい昔話は日本神話の国譲りと深い関わりがあるという説が有力だと言われています。 え、日本神話って、国譲りってどれくらい昔の話なの? とお思いになるでしょうか。私はなりました。 諸説ありますが、紀元前300年頃だとも言われています。 ・・・なんかよくわかんないけど、めっちゃ昔ですね。 紀元前300年頃の竹野町がどのような風景だったのかは分かりかねますが、少なくとも夏だということは有力視されているようです。 夏ということは、まぁきっと8月ですよね(乱暴)。 あれ、でも待ってください、昔は暦が今と違いますよね。 8月は旧暦でいえば?だいたい今の9月にあたりますね。 まぁ、きっと9月だったんでしょう。神様がお生まれになられたのは。 そうに違いありません。 炎天下の日頃に遭難するだなんていくら神様でも色々と大変でしょうし。 何より純粋に可哀想。 9月だったということにしておいてあげましょう(乱暴)。 そうですねぇ、きっと9月に賀嶋半島にいらしていたのでしょうねぇ! ということは待ってください ・・・誕生の地でお生まれになった遥か昔の神様たちも竹野から中秋の名月をご覧になられていたのでしょうか!!?!??!? はい。 まぁ、このような想像(妄想)は明確な根拠がないので、正直なところなんの意味もないのかもしれません。 それでも月夜を見上げながら紀元前300年という太古に想いを馳せる時間と、そう想像する楽しさは何にも変え難いのではないでしょうか。 「もしかしたらそうだったのかも」くらいで済ませておくこととしましょう。 いいんですよ別に、神話や物語はきっとそういうものですから。